2026.05.20
完成間近となった新・松本平広域公園陸上競技場を視察しました
自民党県議団はこのたび、松本市の信州スカイパーク内で整備が進められている新しい松本平広域公園陸上競技場を視察しました。

本競技場は、昭和53年の「やまびこ国体」の主会場として整備された県内唯一の第1種公認陸上競技場ですが、建設から40年以上が経過し、老朽化やバリアフリー対応などの課題を抱えていました。そこで、令和10年に開催される「信州やまなみ国スポ・全障スポ」のメイン会場として現地建替えが行われ、新たな長野県スポーツの拠点として生まれ変わろうとしています。(長野県公式サイト)
視察当日は、工事関係者から整備概要や完成後の活用方針について説明を受けるとともに、施設内部を見学しました。建設工事はほぼ完了しており、現在は外構工事や植栽整備など最終段階を迎えています。建物本体や競技施設はほぼ完成しており、令和8年9月26日のオープンに向けて着実に準備が進められていました。
新競技場は、「アスリートが持つ力を最大限引き出す競技場」をコンセプトに整備されています。競技者の視点を最優先に考えた設計が随所に見られ、国内トップレベルの大会や将来的な国際大会にも対応できる高い機能性を備えています。また、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、障がいの有無や年齢に関わらず誰もが利用しやすい施設となっているほか、災害時には地域の防災拠点として活用できる機能も備えています。



特に印象に残ったのは、自治体としては全国初となる屋内棒高跳び練習場を備えたことです。棒高跳びは風や雨など天候の影響を受けやすい競技ですが、この施設では年間を通じて安定した練習環境を確保することができます。トップアスリートの競技力向上はもちろん、将来の日本陸上界を担う若い選手たちの育成にも大きく貢献することが期待されています。



さらに、この練習場には大きな窓が設けられており、練習中でも北アルプスや松本平の雄大な景観を望むことができます。競技力向上のための最先端施設でありながら、信州ならではの自然の魅力を感じられる空間となっており、まさに長野県らしい競技環境であると感じました。
また、屋内トラックの壁面にはイタリア製タイルが採用されています。機能性や耐久性だけでなく、美しいデザイン性にも配慮されており、競技施設としての品格と快適性を兼ね備えています。また、競技者同士のぶつかり事故防止のため、壁のでっぱり部分は丸くし角が無いようになど、細部にまでこだわった設計からは、県民に長く愛される施設にしたいという整備関係者の思いが伝わってきました。



観客席からは競技フィールドが見やすく配置されており、大型映像装置や観客サービス機能も充実しています。令和10年の信州やまなみ国スポ・全障スポでは、多くの県民が集い、長野県のスポーツ振興の象徴となる舞台になることが期待されています。



今回の視察を通じて、新しい松本平広域公園陸上競技場は単なるスポーツ施設ではなく、競技力向上、スポーツ振興、地域活性化、防災機能を兼ね備えた長野県の新たなランドマークとなることを強く実感しました。
自民党県議団としても、県民の皆様が誇りを持てる施設となるよう引き続き整備状況を注視するとともに、完成後の有効活用やスポーツ振興、地域経済の活性化につながる取り組みを後押ししてまいります。令和8年9月26日のオープンを心待ちにしながら、多くの県民の皆様に愛される競技場となることを期待しています。
