7月4日（火）、早朝、東京から講師をお招きして勉強会を行いました。

佐藤正久氏による講義は、ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、このウクライナ情勢が日本の外交および安全保障政策にどのような影響をもたらすのかについてなどのお話をうかがいました。このような状況下で、我々地方議員としての関わりや役割について意見交換を行いました。

長野県議会では、令和4年2月定例県議会において「ロシアのウクライナ侵攻を強く非難する決議」が全会一致で可決されています。

ウクライナ侵攻に端を発し、家族と離れ、自国を守る国民の姿が報道されるにあたり、

「日本は安全保障条約があるから危険はない」と感じている意識の中にも、突然もたらされた有事に誰かが無条件で守ってくれるということの不確かさや、危機感が芽生えたり、自国防衛についても問題意識を深めた国民が多くなったのではないでしょうか。

歴史的背景や近年の防衛に関する意識調査を学び、佐藤氏との意見交換を終えて、

今後も戦争放棄と平和への努力を惜しまず続けることは言うまでもありませんが、ひとりひとりが　“自分の国は自分で守る”　という気概を持つことの大切さと、取り巻く環境の変化に日々意識を向ける必要があることを改めて感じました。